SDGsへの取組み
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」は、地球の持続的発展のために解決すべき課題として、Poverty(貧困)から始まる17項目(下図)を挙げ、それぞれに対して、複数のFacts(現状)と2030年までに果たすべきTargets(射程)を示しています。SDGsは『誰一人取り残さない(No one will be left behind)』をキーワードに、発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)な目標として掲げられています。
持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴール
これら17項目のうち当社が専門とする建築の分野は、Infrastructure(社会基盤)、都市(Cities)を始めとして、多数の項目に関連し、SDGsの実現に大きな役割を果たすことが期待されています。当社では「業務に関する取り組み」と「会社運営に関する取り組み」の二つの観点から、ターゲットとなる社会課題とSDGsのゴールを抽出し、それを踏まえた事業計画、実施計画を策定しています。
またいままで培ってきた知見や経験をもとに、「Adaptation(適応)」を合い言葉に、人類の持続的発展のための社会改革を建築の立場から追求し、世界の建築・建築技術・建築文化への貢献を率先するわが国建設業の発展にに貢献します。
業務に関する取り組み
ターゲットとなる社会課題
- 南海トラフ、相模トラフや直下地震の発生懸念による「防災・減災」意識の高まり
- CO2排出量増大による地球温暖化の進展
対応する事業計画・実施計画
- 地震災害の抑止と軽減について、【予測】【予防】【対応】という三つの側面から取り組む
- クリーンエネルギーを生み出す、原子力・風力発電に関する業務支援
対応するSDGsのゴール
会社運営に関する取り組み
ターゲットとなる社会課題
- ダイバーシティを重視した働きやすい職場環境の実現
- ワークライフバランスの推進
- グローバル人材の育成
対応する事業計画・実施計画
- 多様な人材が協働できる職場環境の整備
- 在宅勤務制度の実施による柔軟な労働環境の推進
- 共同研究の実施、 海外人材の受け入れ、海外留学の実行
- フレックスタイム制度の有効活用による生産性向上と総労働時間の削減
対応するSDGsのゴール