小堀鐸二研究所

国際交流

海外の実務者・研究者との共同研究を通じて、海外の最先端の技術や研究動向を把握するとともに、幾多の地震を受けて改善が進められ大地震での検証を重ねてきた耐震設計方法や、制震免震技術など、日本が有する優れた技術の海外への発信を積極的に進めています。

第16回世界地震工学会議(16WCEE)への参加

WCE写真
当社社員による発表風景

世界地震工学会議(WCEE:The World Conference on Earthquake Engineering)は、第1回会議(1956年)以来4年毎に開催される、地震工学に関する最大規模の国際会議です。会議では、世界中の研究者・技術者が一同に会し、世界的権威による基調講演や最先端の研究成果の発表がなされるほか、コーヒーブレイクなどでも活発な情報交換が行われています。

2016/1/9から5日間にわたり、世界各国から約2500人が参加し開催された第16回会議(チリ・サンチアゴ)には、当社から3名が参加し、それぞれ耐震構造、地震動評価、地震防災に関する研究成果を口頭発表するとともに、当該技術の国際的動向や最新知見の調査、各国の研究者や技術者との交流を図りました。



海外プロジェクトにおける地震応答解析に基づく 耐震性能評価業務受託

KIPL

当社は2016年度、海外で進行しているプロジェクトにおいて、海外の構造設計者によるRC造建物(壁柱+フラットスラブ)について、施主の要望により、想定地震に対してアメリカ基準ATC-40の ”Immediate Occupancy(継続使用可能)” レベルであることを確認する業務を受託しました。そこでは、地震による変形に伴う構造部材の損傷評価とあわせ、家具・什器の滑りや転倒の可能性評価や、在館者の不安感・恐怖感を評価しました。

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